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相変わらず電撃

有川 浩(ありかわ ひろ)先生の「海の底」を図書室で借りて読みました。
メディアワークスから出てるけどハードカバーです。
最近はそっち方面が多いよね。
ハードカバーになると高いけどなんか堂々と読めるよね。

やっぱり自衛隊が舞台。
かっこいい。
今回は海自。
潜水艦の中ですよ。
いやー、取材してるんだろうけどリアルだよね、描写。
この年になってもああいうメカには憧れてしまう。
まあ、中心は人間関係だけどね。
謎の巨大エビが現れて、横須賀が襲われ、海上自衛隊の隊員である夏木(なつき)と冬原(ふゆはら)が逃げ遅れた子供たちを守る話。
はしょってますけど。かなり。
これが、うん。
面白い。
有川先生の筆力のせいかもしれないけど、迫力ある。
子供だっていろいろあるわけだし、考えてることが。
このお子様たち(人のこと言えないが)はいろいろ厄介な関係を築いてまして。
大半は親や地域の権力の構図の縮図。
子供のほうが純粋だから、実際にこんなことがあるし。
僕の住んでる地域でもこういうことがあるもんね。
やっぱり権力がある家の子供は敬われるんだわ。ほんとに。
「あの子とは仲良くしなさいよ!!」
って言われてる人多かった。
片親がいなかったりすると、
「あの子にはあんまり近づいちゃダメよ」
だの
「あの子は可哀相な子なんだからね」
だの。
同情もいらないけど。
まあ、これが普通なんだろうな。
「みんな仲良くしましょうね」
なんていうのは大抵小学校教師の自己満足だから。
ちなみに僕は小学校の教員の大半を敵に回していました。
笑えねー。(笑)
まあ、僕の性格に問題があったんだが。
仕方ないじゃん。
持って生まれちゃったものは。
しかも仲良かった先生は死んじゃったし。
最近だけど。
思い出すとちょっと悲しいので脇において置く。
まあ、とにかく子供の世界は大人の世界の縮図って事だ。
どれだけ醜いか、わかるよね。
かなり醜いです。
今は知らないけどさ。
長くなったのでこの辺で。


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by unfairy-tale | 2006-04-30 22:29 | | Comments(0)
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